日本酒に合う酒器

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吟味した酒器で飲んでこそ日本酒のおいしさが出る

酒器選びには日本酒の味わいをさらに上質にしてくれるポイントがいくつかあり、一つ目は酒を空気にどう触れさせるかということです。
酒は酸素に触れると香気成分が活性化して香りが広がりやすい反面、酸化も起こります。
新酒の場合は空気に触れさせたほうが飲み口が丸くなりますし、新酒に限らず、いろいろな酒を表面積の大きい盃や片口に移すと味わいがかわるのです。
二つ目は日本酒の色調と器の素材や色との調和を考えることがあげられます。
黄金色の酒を透明なグラスに注げば輝きが増しますし、にごり酒を黒などの色の暗いものに注げば酒の白さとの対比を楽しむことができるのです。
三つ目は、その日本酒の香りを考えることで、器の形状は香りの強さと印象をかえます。
香りを閉じ込めるうりざね型や風船型、香りがすっきりと立つラッパ型や円筒型、香りがほとんど感じられない平皿型などがあるのです。
そして四つ目は飲用温度でサイズや素材を決めます。
例えば冷酒は温度が下がらないうちに注げる小ぶりのものや磁気、ガラスという具合に選んでいくのです。

日本酒のタイプに合わせた酒器

日本酒にはそのタイプにあわせてよく合う酒器というものがあるのです。
古酒や秘蔵酒など練れた香りと豊潤な味わいの熟酒には、カットの入ったグラスや内側が金塗りの漆器などで黄金色の美しい色調を楽しみます。
凝縮間のある香りを生かすのであれば小ぶりのブランデーグラスを使用することもあるのです。
純米酒などふくよかな香りでコクのある醇酒には、最も日本酒らしい米のうま味がひきたつように、燗にするなら和の焼き物などにし、辛口の冷酒ならシャープな磁器製などもよく、雰囲気を演出するのが大事とされています。
また、大吟醸酒や吟醸酒など華やかな香りとさわやかな味わいのする薫酒は、最大のポイントは香りを生かすことです。
口が広がったラッパ形状かワイングラスのように香りがわずかに中にこもるタイプがふさわしくなっています。
生酒や本醸造酒など清楚な香りと軽快な味わいの爽酒は冷酒にして飲むことが多いので、小さ目な盃で温度の上がりにくい素材を選び、清潔感のある装飾で演出するものなどを選ぶことで特長をいかすことができるのです。

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Last update:2019/9/5